秋刀魚到着の緊急事態により、急遽実家へ(笑)
刺身と焼き魚、両方食べようということになり、母親の調理を父と2人で食卓で待つ。
一部、刺身用に骨を抜いたものも、焼いた姿で登場した。そこで、父親がぼそっと一言。
「目黒のさんま、って知ってるか?」
と。僕は何の話か分からず、目黒に住んでる明石家さんまのそっくりさんか誰かの話と内心思っていた・・・そして日頃、無口な父親が突然、落語の話を始めた。(「目黒のさんま」のあらすじはこちら)
科学者の父親から落語を聞くこと自体がびっくりだったが(笑)、落語のオチを聞いて、もっと驚いたことがあった。
実は最近、初対面の人に言われた心ない一言で落ち込み、ここ数日ずっと自問自答していたのだが、偶然にも、その話題そのものだったのだ。思わず両親に相談し、そして自分なりに整理がついた。ありがとう、父上、母上。
人間、ほんの少しの経験の相違でお互い分かり合えなくて嫌な想いもするけど、ほんの少しの今日みたいな偶然の連鎖で、解決もするんだよなぁ、きっと。
Yくんからの秋刀魚、母親の冷やし中華、そして父親の「目黒のさんま」噺に感謝して、幸せな気分で実家を後にした。