2007年09月11日

ファッション・ウィークで想ったこと

fashion week
















今日はNYらしい経験をしたお話を。

ひょんなことで、現在開催中のFashion Weekの会場に足を踏み入れたときのこと。入り口のところで、いろんな人たちが入場できずにもめている。年々、会場への入場規制が厳しくなっていて、関係者と招待客以外は入れなくなっているそうだ。

 “Are you on the list?” 「あなたの名前は、(事前予約の)名簿にありますか?」

このセリフはとてもニューヨークらしい言葉であるように思う。

ニューヨークという街、およびニューヨーカーたちは、社会的弱者や自分より何かしらで劣っている人間に対しては、とても優しい。そしてその結果、とても日本より自由であるように感じることもある。これは、日本と比べてもとても素晴らしい点であるように思う。

その一方で、ある一定の基準を超えると、そうはいかなくなる。ある意味、ものすごく排他的で、ごく一部の人間にしか門戸を開かない世界が待っている。そしてこの世界では、弱者に対する優しさなどなく、互いに生き残りをかけて競い合う。対等な状況、もしくは自分の立場を危うくするような人が現れた場合は、徹底して戦う。戦い続けていないと生きていけない街、ニューヨークを肌で実感することになる。

ニューヨークへ観光で訪れたりする場合は、前者のように優しいニューヨークが現れているように思う。しかし、例えばNYで働こうとすると、とても厳しい現実が待っている。頑張って結果を残した者のみが許される世界。

 “Are you on the list?”

というその表現は、悪い意味ではなくて、優しいNYと厳しいNYを隔てている、象徴的な言葉のように感じる。

今日、ファッションウィークの会場では会えなかったけど、エンカレの卒業生が何人もこの会場で働いていたようだ。

エンカレを卒業し、特にF.I.T.やPASONSで学んだ生徒さん達は、この厳しい「NYの洗礼」をくぐり抜けて、頑張っているにちがいない。きっと”the list”に名前のある人たちは、過去に紆余曲折を経て、どこかで頑張ってきたのではないかな、と。

きっとニューヨークで生活をしたいと想っている人が、いつの日かNYで出会うであろう言葉。

“Are you on the list?”


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