映画「Live Free or Die Hard / ダイ・ハード4.0」
週末、映画「Live free or Die Hard / ダイ・ハード 4.0」を見てきました!
せっかく、英語の意味におもしろい洒落があるのに、邦題はダイ・ハード4.0。確かにハッカーの話なので、ウェブ2.0にかけているのはわかるけど、もったいないなぁ・・・
もともと、ニューハンプシャー州のstate motto(州の標語)にもなっていて、アメリカ人が独立心を大事にすることを表している、
"Live free or Die(自由に生きろ、さもなければ死を)"
という表現があるんですね。ここから、ちょっと詳細の説明を。
(特にTOEFL クラスの皆さんは、100%理解してください!!)
この動詞Liveは命令文の形にfree という形容詞がくっついて、「〜のように生きる」という意味です。SVCの文型です。
free が形容詞なのか、副詞なのかは議論の分かれるところです。昔のアップルの広告の"Think different" が、正しくは"Think differently" なのではないか?と言うのと同じ話ですね。
それから「命令文 + or 」で「〜しろ、そうでなければ・・・」という表現が入っています。アメリカの有名なビジネス書のタイトルにもなっている、
"Differentiate or Die(差別化しろ、さなければ死を)"
も似た表現ですね。
そして、肝心のこの映画のシリーズのタイトル"Die hard"は、「なかなか死なない」とか、そこから発展して「あきらめない、頑張り続ける」という意味にも使います。"diehard"と続けて綴ると名詞で「なかなか死なない奴」という主人公のジョンマクレーンを表す表現になります。ですので、
"Live free or Die Hard" を意訳すると、
「自由に生きろ、そうでなければ、死なないよう頑張れ」
という、まさに映画の内容を表す意味になりますね。原題のままなら、こんなにおもしろい意味が隠れているタイトルなのに、ダイ・ハード4.0では、もったいないなぁと、英語教育の観点からは思ってしまいます。
ただし、映画の中で使われている英語は、コンピューター用語や主人公の乱暴な言い回し等が炸裂していて、英語学習には向きません(笑
ダイハードファンの僕としては、最後に「おおっ」という結末もあって、とても楽しめました!

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Posted by encare at 19:51
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それがですね。
日本の上映に使用されているプリントでは、
タイトルが「DIE HARD 4.0」と表示されるのですよ。
LIVE FREE〜では、さすがに日本人になじみがなさ過ぎ、という判断でしょうかね。
jekiokiさま
コメントありがとうございます。
アメリカ以外の興行は、全てDie Hard 4.0で統一しているようですね。
勿論、興行的な視点から日本人になじみがないタイトルではダメ、というのは重々分かっているのですが・・なんだかいつももったいないなぁ、って思っちゃうんですよねぇ。
ブログのネタには大活用させて頂いておりますが(笑
Mune
はじめまして。ひょんなことから、このブログを知って、いつも楽しく拝見させていただいてます。特に映画に関するトピックの時のタイトルやセリフの解説は字幕翻訳に興味のある私にとっては、とてもいい参考になります。これからもジャンジャンお願いしますね!今回の「ダイハード4」のタイトルは意外にも英語のオリジナルタイトルを残したままのものが邦題になったんですね。確かにせっかくのタイトルの意味が伝わらないのは残念!でも、逆に邦題の場合、興行的な部分を優先してオリジナルタイトルから思いっきり離れた、突拍子もない(?)タイトルも多いので、妙なタイトルをつけられてぶち壊しにならなくてよかったかな・・・という気もします。(笑) 「ダイハード4」、まだ観ていませんが、観るのが楽しみになりました!
TKさん
初めまして、コメントありがとうございます!
そうおっしゃって頂けますと、とっても嬉しいです!
確かに、とんでもないタイトルありますよね(笑
是非これからもよろしくお願い致します。
Mune
はじめまして。
"Live free or Die(自由に生きろ、さもなければ死を)"
ダイ・ハードのタイトルの謎がとけ、すっきりしました。
なんか、英語としての「意味」がある気がしていたんです。
「なかなか死なないやつ」という意味です。
という、通り一遍の解釈が、
今ひとつ、(間違ってはいないですが)違っているし。
すばらしい解説です。
ありがとうございました。
SATOKOさん
初めまして、コメントありがとうございます。
そうおっしゃって頂けると、お役にたてたようで嬉しいです!
結構ネット上で「Die Hard: 激しく死ね」という間違った解釈が流れていたので、これはちゃんと書かなくては、と思って気合入れて書きました(笑
これからも、おもしろい英語タイトルは取り上げてゆきますね!
Mune